京都 大覚寺の紅葉とライトアップの時期は?
大覚寺は真言宗大覚寺派大本山の寺院で、
平安時代に創建された皇室ゆかりの門跡寺院です。
門跡寺院とは、天皇や皇族が住職に就かれた寺のことです。
大覚寺は遠く平安時代、嵯峨天皇の離宮として建立され、
その後、嵯峨天皇の皇女正子内親王の発願により寺院となりました。
弘法大師(空海)をこの離宮の嵯峨院へ招いたりもしたそうです。
広い境内には
「宸殿」・「正寝殿」・「御影堂」・「御霊殿」・「五大堂」などの
諸堂が立ち並び、それらが回廊で結ばれています。
大覚寺は寝殿造りの建造物なので随所にその豪華さがしのばれ、
平安貴族の雰囲気におおいに触れることができます。
また、華道・嵯峨御流の発祥地で総司所となっており、
拝観者を迎える玄関には生け花がいけられています。
大覚寺は嵐山や嵯峨野の紅葉の散策路から少し離れているので
町中を通り、歩いていくと結構距離があります。
大覚寺の境内にはいくつも庭園があり、
11月に嵯峨菊の鉢がいくつも並べられるので
モミジと両方楽しめます。
紅葉の見ごろは、11月中旬~12月上旬です。
大覚寺の東には、平安時代に中国の洞庭湖を模して造られた
広大な溜池「大沢池」があります。
かつては平安貴族が舟遊びをしたといわれています。
紅葉の時期には、大沢池を囲むように並んだ木々が
真っ赤に色づきとても美しいです。
風が無い日には、心経宝塔の朱塗りと紅葉が池の水面に映りこみ、
その風情は京都らしさを感じさせてくれます。
本堂・五大堂の池に面した広いぬれ縁からの「大沢池」は絶景です。
大覚寺では紅葉の時期にはライトアップが行われます。
昼の部とライトアップの部とでは
完全に入れ替え制になっています。
秋の夜間特別拝観 紅葉ライトアップ
拝観期間
平成25年11月15日(金)~12月8日(日)
拝観時間
午後5時30分~午後8時30分 午後8時受付終了
※昼夜入替制
拝観料金
通常の拝観料に含む(拝観料 大人500円・小中高生300円)
※期間中は、境内が混雑するため三脚および一脚の使用は禁止。
通常の拝観
拝観時間
午前9時~午後5時
休み
無休 ※寺内行事により内拝不可日有
拝観料金
大人:500円 小中高:300円
アクセス
JR「京都駅」より 市バス28系統・京都バス71系統の大覚寺行
阪急「四条大宮駅」より市バス91系統・京都バス71系統の大覚寺行
旧嵯峨御所 大覚寺 門跡への最寄り駅
嵯峨嵐山駅から徒歩約17分、
嵐山駅から徒歩で約23分です。
所在地
〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
電 話:075-871-0071
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