風疹の予防接種で流行を抑えて、風疹から妊婦と赤ちゃんを守りましょう!

健康

風疹の予防接種で風疹の流行を抑える一番の目的は、

妊婦と赤ちゃんを守ること。

 

出産を希望する女性だけではなく、
男性も風疹ウイルスの感染源にならないようにしましょう!

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風疹患者が激増中!

2013年6月現在、風疹の患者数が1万人を超えています。

これは、平成20年以降で最も大きな流行となった
2012年1年間の実に4倍以上!

その勢いはまだ止まらず、
過去最悪のペースで増え続けています!!

風疹感染者の7割以上が20~40代の男性です。

また風疹の場合、ウイルスに感染していても
症状が現れない人も多いので、
実際の患者数はさらにさらに多いと思われます。

風疹の流行で一番問題なのは?

この風疹ですが、何が一番の問題なのか?

それは・・・

妊娠中の女性が感染すると、胎児に感染して
赤ちゃんに障害が出るおそれがあることです。
(先天性風疹症候群)

重症であれば流産してしまいます。

このまま風疹の流行が続くと、心配されるのが
先天性風疹症候群の患者数の増加です。

実際に障害を持った赤ちゃんが生まれています。

先天性風疹症候群とは?

風疹にかかった時期によっても
赤ちゃんの障害の程度は異なりますが、

主なものとして、

  • 先天性心疾患
  • 眼症状(白内障、緑内障、網膜症など)
  • 聴覚障害(主に感音性難聴といい、中耳から脳に原因がある難聴)

などがあげられます。

風疹の感染源にならないようにまずは予防から

風疹の流行を抑える一番の目的は、
先天性風疹症候群の発症を抑えることです。

そのためには、出産を希望する女性だけでなく、
男性も感染源にならないよう予防が必要です。

生まれてくる赤ちゃんを守るために、
風疹の感染拡大を防ぐには、一人一人が
感染しないよう予防することが何より大切です。

妊婦の周りの人は特に注意しよう!

  • 妊婦と同居している家族など、妊婦の周囲の方
  • 10代後半から40代の女性(特に妊娠する可能性の高い方)
  • 産後間もない(産褥早期)女性(抗体がない、または低い人)

風疹の抗体価が十分であると確認できている人以外は
予防接種を受けましょう!
(妊娠中の本人は予防接種は受けられません)

子育て世代の20~40代の男性は、
国の制度の関係で、

子どものころから、風疹の予防接種を
受ける機会がなかった方がほとんどです。

今流行しているのも、
このことが大きな原因になっているようです。

風疹の予防接種の費用は?助成金は?

予防接種の費用は、自治体によって助成金があったり
医療機関によっても違いがあるとは思いますが、

  • 風疹ワクチン  4,000~8,000円
  • MRワクチン 7000~12,000円(麻疹風疹混合ワクチン)

1歳児及び、小学校入学前1年間の幼児は、
多くの市区町村において、無料で受けられます。

正確に知りたい場合は、医療機関または市区町村に
問い合わせてくださいね!

風疹の予防接種は2回受けましょう!

風疹の場合は、予防接種を受けて
体に抗体ができてしまえば、

インフルエンザのように、
流行の度にワクチンを接種する必要はありません。

しかし、風疹の場合は予防接種をうけても、

● 人によっては抗体が十分に出来なかったり、
● 時間の経過とともに抗体数値が下がってしまう

という場合もあります。

それを防ぐために、風疹ワクチンの予防接種は、

● 現在は1歳のときと
● 小学校入学前

2回、行うことになっています。

これに対し、
平成2年4月1日以前に生まれた23歳以上の人は、
子どもの頃に1回受けるだけでした。

また、20~40代の男性は、
今までに1回も予防接種をうけてない人がほとんどです。

自治体の助成金があるなしにかかわらず、
また、身近に妊婦さんがいるいないにかかわらず、

ぜひこの機会に

風疹の予防接種を受けましょう!

風疹予防のワクチン接種はどこで受けるの?

風疹ワクチンの接種は、
最寄りの内科や小児科で受けることができます。

● あなたが風疹ウイルスの感染源にならないために・・・
● そして、生まれてくる大切な赤ちゃんを守るために・・・

風疹を確実に予防できる方法は、
風疹ワクチン接種です!!

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