帯状疱疹の初期症状は?かかりやすい人は?年齢は?

健康

水ぼうそうにかかった人なら、
誰でも発症のおそれのある帯状疱疹(たいじょうほうしん)。

日本人は80歳までに3人に1人はかかるといわれる
とても身近な病気です。

帯状疱疹はストレスや疲れがたまったりなど、
免疫力が低下したときに発症します。

まず体の片側がピリピリ・ズキズキと痛み、
数日後に赤い発疹や水ぶくれが帯状にあらわれます。

発見が遅くなると、痛みや麻痺などの
つらい後遺症が残ることもあります。

早期治療で後遺症を残さないことが重要です!!

初期症状のうちに抗ウィルス薬を服用すると
比較的軽症で済むとのことです。

もしかして帯状発疹かなと思ったら、
一刻も早く皮膚科を受診して治療を受けましょう。

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帯状疱疹の初期症状は?

帯状疱疹の症状は「痛み」からはじまります。
ある日突然、皮膚がチクチクするような痛みを感じます。

衣服が触れるだけでもピリピリと痛むようになります。
症状が軽いと「違和感」や「かゆみ」としか感じない場合もあります。

痛みがあらわれてから1週間くらいで、
赤い発疹や小さな水ぶくれが次々に出て広がっていきます。
発疹は、体の左右どちらか片側にあらわれます。

とくに症状が出やすいのは、胸から背中、腹部ですが、
腰や顔、手や足、指などに現われることもあります。

痛みや発疹は、神経の通っている場所にそって
帯状(おびじょう)にあらわれます。

この症状から帯状疱疹と呼ばれています。

チクチクする痛みを感じる数日前に、
体のだるさを感じたり、頭痛や神経痛を起こすなどの
予兆があることもあります。

帯状疱疹にかかりやすい人・年齢は?

10代~20代が増加し、30代は減少の傾向にあります。
50代以降の増加率が高く、70代で急増しています。

30代に帯状疱疹の発生率が減少しているのは、
子どもが水ぼうそうに感染した時に
親の免疫力が強化されるからだと考えられています。

10代~20代と高齢者に帯状疱疹が増加しているのは、
核家族化が進み、水ぼうそうにかかる小さな子供と
触れ合う機会がなくなっているからだと考えられます。

かつては帯状疱疹にかかるのは、
一生に一度だけと言われていましたが、

最近では、家族環境の変化から、
2度、3度と発症する人が増えています。

帯状疱疹の原因は?

帯状疱疹の原因は、ほとんどの日本人が持っている
水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスです。

日本人の9割がかかる水ぼうそうですが、
水ぼうそうは治っても、
ウイルスは体内から消えたわけではありません。

痛みなどを伝える知覚神経のなかにひそんでいます。

初めて感染したとき「免疫記憶細胞」がつくられます。
免疫記憶細胞は約20年で数が減少します。

体の免疫力がウイルスの増殖を抑えていますが、
免疫力が低下すれば、ウイルスが活発になる可能性があります。

そして機会を伺っては、再び活動を始め帯状疱疹となるのです。

免疫力が低下する原因は、過労やストレス、
抗がん剤やステロイド薬を使った後、
手術後、重病にかかっている場合などです。

若い世代では過労やストレスが引き金になって
帯状疱疹になることが多いようです。

帯状疱疹にならないためには?

  • 免疫力を正常に保つことが大切!
  • 疲れやストレスをためないことこそが最大の予防法です!
  • もしちょっとでも身体に違和感を覚えたら、
    迷わず病院で検診されることをおすすめします!

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