帯状疱疹後神経痛の治療法、痛みを和らげる方法

健康

帯状疱疹による痛みは、発疹が出る前から始まり、
多くの場合は発疹が治ると痛みも消えていきます。

しかし皮膚症状が治った後も激しい痛みが持続し、
数年から一生続く場合もあります。

これを帯状疱疹後神経痛といいます。

帯状疱疹後神経痛は、特に高齢者などでは
この痛みのためにうつ症状になったり、
食事も摂れないほどになることもあったりなど

この痛みによって非常につらい思いをされ
長い間、大変な苦労をされる方がいらっしゃいます。

帯状疱疹後神経痛の治療法といっても
万人に当てはまる絶対的な治療法はありません。

痛みも患者さんそれぞれ違いますので症状に合わせて、
薬物療法や理学療法などを組み合わせて実施します。

また、生活の中でもちょとした工夫をすることで
痛みを和らげることができます。

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帯状疱疹後神経痛になりやすい人

  • 60歳以上の高齢者
  • 皮膚の発疹がひどく、痛みが激しい
  • 触れただけの刺激を痛みとして感じる
  • 大きく感覚が低下しているなどの症状がある
  • 合併症があるなどで免疫力が低下している

これらにあてはまる人は、
帯状疱疹から帯状疱疹後神経痛になりやすいです。

帯状疱疹と気付いたらすぐに 病院で診察を受け
早期に治療を始めることでそのリスクは少なくなります。

帯状疱疹後神経痛の治療

帯状疱疹後神経痛は、症状や程度が
患者さんによって違うため、決まった治療法はありません。

それぞれの患者さんに合った治療法が選択され、
組み合せられます。

痛みは、薬物療法や神経ブロック、理学療法で
かなり軽減できるようになります。

一度や二度の治療ですぐに治ることは難しく、
根気よく治療を続ける必要があります。

痛みを和らげるための生活の工夫

治療をしても痛みが完全になくすことは難しいので、
前向きに考えて、痛みとじっくり、
上手につきあっていくように心がけることが大切です。

生活の中で工夫することで痛みを和らげる効果があります。

リラックス

入浴がお勧め!

体を温めましょう。入浴で体が温まり
血液の循環がよくなると痛みがやわらぎます。

保温する!

「寒さ」や「冷たさ」が痛みを強めてしまいます。
冬は保温する。夏は冷房の冷たい風に直接あたらない。
外出時にははおるも衣服持って行く。

患部の刺激をさける!

衣服が触れただけでも痛みがある場合は、
サラシや包帯を巻いた後に、衣服を着るとよいでしょう。

ストレスや疲労を避ける!

睡眠を十分にとって、リラックスして過ごすよう心がけましょう。

散歩がお勧め!

筋肉が萎縮しないように、適度な運動を心がけましょう。

趣味を持ち、積極的に外に出かける!

痛み以外のことに気が向くように、
趣味を持ったり、積極的に外出してみるのもひとつの方法です。

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