京都 青蓮院門跡の紅葉 見ごろ時期とライトアップ

紅葉

青蓮院門跡は、京都の中でも有名寺社や史跡、名勝が多く
観光地としても有名な東山に位置しています。

門跡寺院特有の、御殿のような趣を持った、
上品で優しい雰囲気を味わうことができます。

京都天台五ヶ室門跡の1つで格式高いお寺である青蓮院門跡。

国宝の青不動明王と、樹齢800年とも伝えられている
天然記念物の楠の大樹5本には一見の価値があります。

昼の美しさもさることながら、
モミジの深紅と苔・青竹の緑のコントラストを照らす
ライトアップは必見です!

青蓮院は、三千院(梶井門跡)、妙法院と共に、
天台宗の三門跡寺院とされています。

「門跡寺院」とは皇室や摂関家の子弟が入寺する寺院のことで、
青蓮院は多くの法親王が門主(住職)を務め、宮門跡寺院として
高い格式を誇ってきました。

青蓮院門跡の夜間ライトアップに込められた願いとは?

青蓮院門跡では、毎年春と秋に、
夜の特別拝観、ライトアップが開催されています。

青蓮院で夜の特別拝観でライトアップを実施するのには、
他とは違った特別な理由があるようです。

ご本尊の熾盛光如来は、光そのものであり、
その化身の不動明王(国宝青不動明王を祀る)も炎の光を背負っており、
青蓮院は光との関係が大変深いということ。

闇に浮かんでは消える木々や花々の幽玄な世界、
光の中で雄大な力を感じる天然記念物の大クスノキ5本、
青く光る静清な竹林、一面の苔庭の海に浮かぶ光の星。

青蓮院門跡に訪れるお1人お1人の光が、
ご本尊の功力によって、夜空に光のたばとなって駆け上がり
世の中を明るく照らしていただきたいとの願いが込められているそうです。

芸術的なレベルの高い景観照明は、
大小約1000の照明器具によってつくられています。

青蓮院は、江戸時代に仮御所となった事から、
粟田御所とも呼ばれています。

その貴品と格調高い池泉廻遊式庭園や、
境内全域が、あますところなくライトアップされています。

諸堂の内部を拝観し、その後、
ライトアップされた庭園を直接散策できます。

青蓮院門跡の相阿弥庭園
青蓮院相阿弥庭園

庭園の龍心池と小御所
庭園の龍心池と小御所

青蓮院相阿弥庭園
青蓮院門跡の相阿弥庭園
(出典:http://k-kabegami.com/

本院でのライトアップ開催に加えて、
東山山頂の将軍塚大日堂の庭園も、夜間一般公開しています。

しかし、平成25年1月1日より平成26年夏ごろまでは、
大護摩堂建立工事に伴い、一時閉園とのことです。

青蓮院門跡の拝観時間・料金

拝観時間

9:00~17:00(16:30受付終了)

拝観料金

個人:大人500円 中高生400円 小学生200円
団体(30名以上):大人450円 高校生350円 中学生300円 小学生200円
寺院団体(10名以上)400円

秋の紅葉時期 夜の特別拝観ライトアップ

例年の開催期間

10月下旬~12月上旬

開催時間

18:00~22:00(21:30受付終了)
※昼夜入れ替え制となっております。

拝観料金

個人:大人800円 小中高生400円
団体(30名以上):大人700円 小中高生300円

交通・アクセス

京都市営バス5・46・100系統 「神宮道」下車 徒歩3分

地下鉄東西線 「東山駅」下車 徒歩5分

円山公園から徒歩10分 知恩院北隣
※門前の大楠が目印です

所在地

〒605-0035 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
電話:075-561-2345
ホームページ:http://www.shorenin.com/


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