京都 永観堂の紅葉 見ごろ時期とライトアップ

紅葉

永観堂は、正しくは永観堂禅林寺といい、
「モミジの永観堂」と称されるほどの紅葉の名所です。

永観堂内にある「みかえり茶屋」では、
美味しいぜんざいや甘酒をいただきながら紅葉観賞に浸れます。

永観堂禅林寺は、平安時代初期に
真紹僧都が建立したのが起こりと伝えられています。

広い境内には、山に沿ってに諸堂が並んでいて、
釈迦堂・御影堂など多くの建物は、
臥竜廊(がりゅうろう)と呼ばれる回廊で結ばれています。

また阿弥陀堂に安置されている「みかえり阿弥陀」像は
正面を向いているのではなく、左肩越しに振り返っている
そのお姿が広く知られています。

永観堂禅林寺境内の庭園には、
イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなど
約3000本の紅葉樹が植えられています。

紅葉の見ごろは11月中旬~下旬で、
境内の木々が燃えるように赤く染まる様は圧巻です。

今ではすっかり定着している紅葉ライトアップですが、
この永観堂禅林寺が1994年に始めた紅葉ライトアップ(夜間特別拝観)が、
その先駆けとなったそうです。

2007年頃より、徐々に消費電力の少ないLED照明に交換され、
環境にも配慮して消費電力を削減するなどの取り組みもされているようです。

錦秋(きんしゅう)の夜には、真っ赤に色づいた紅葉が、
ライトアップによって幻想的に浮かび上がります。

昼とは異なる幽玄な雰囲気の中で夜の紅葉を楽しむ事ができます。

永観堂禅林寺の紅葉ライトアップの主な見どころは、
阿弥陀堂へと続く石段のモミジのトンネルや、
多宝塔が夜の東山に浮かぶように照らされた放生池からの景色などです。

阿弥陀堂ライトアップ
阿弥陀堂ライトアップ

放生池のそばにある見返り茶屋
放生池のそばにある見返り茶屋

放生池の紅葉
放生池の紅葉

永観堂鶴寿台
永観堂鶴寿台
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秋は寺宝展と夜間ライトアップを開催していますが、
期間中はかなりの人出となりますのでご注意を。

特に、週末のライトアップでは
1~2時間の入場待ちとなることがありますので、
あらかじめ時間の余裕をもってお出かけください。

また、すぐ近くにある南禅寺や
その塔頭寺院である天授庵、南禅院も
京都の紅葉名所なので合わせて寄ってみるといいですよ。

平成25年度秋のライトアップについて

期 間

平成25年11月8日(金)~12月5日(木)

時 間

午後5時30分~午後8時30分(閉門午後9時)

拝観料

600円(中学生以上、割引制度なし)
寺宝展展示文化財は、現在調整中。

注意事項

  • 混雑時は危険防止のため、車いすによる堂内の拝観を停止。
  • ライトアップは阿弥陀堂、画仙堂と庭園のみの拝観。
  • 期間中は近隣地区の生活環境保持のため、
    自家用車両の進入・駐車はできません。公共交通機関等を利用しましょう。

通常の拝観

期  間

秋の寺宝展を除く期間(年中無休)

拝観時間

午前9時~午後5時(受付は午後4時で終了)

拝観対象

諸堂および庭園
(画仙堂、庫裏、浴室、永観堂会館は除く。なお、諸行事により
一部の堂宇の拝観ができない場合があります)

拝観料

個人:大人600円、小・中・高校生400円
団体:大人500円、小・中・高校生350円(団体は30名様以上)

拝観に際しての注意事項

  • 障がい者手帳をお持ちの方は割引制度があります。
    手帳をご呈示ください。
  • 秋の寺宝展を除く期間は駐車可能ですが、
    スペースが限られていますので、
    なるべく公共交通機関をご利用下さい。(当山拝観時間外の駐車は営業車、自家用車を問わず厳禁)
  • 転倒事故防止のため、
    境内における一脚、三脚の使用は禁止。
  • 堂内の文化財の撮影は禁止。
  • ペット同伴での境内入園は禁止。
  • 境内での飲食、喫煙は禁止。

アクセス

JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分。

JR京都駅から市バス100系統で「東天王町」下車、徒歩8分。

地下鉄烏丸線「京都」から、「烏丸御池」にて
地下鉄東西線六地蔵方面行き乗り換え、
「蹴上」下車、徒歩15分。

京阪電車「三条」から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分。

京阪電車「神宮丸太町」から市バス204、93系統「東天王町」下車、徒歩8分。

所在地

京都府京都市左京区永観堂町48
TEL:075-761-0007


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